病院がプラネタリウム 難病や長期入院中の子供達、被災地の子供達に「星空」を届ける

#04 星は、私たちに夢や希望を与える。生きろといわんばかりに。

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自然は傷ついた人を癒す力を持つ。

『星に向かって語りかけても、何も答えはしない。何かをくれるわけでもない。しかし、星は、何故か私たちに夢や希望を与える。生きろといわんばかりに。

自然というものは、はるか人間の力の及ばないところにあるからこそ、傷ついた人を癒す力を持つのかもしれない。

いつも眺める病院の殺伐とした天井に、夜になれば星空がでてきてくれたら、どんなにいいだろう。

いつか、そんな日がくることを目指しながら、「病院がプラネタリウム」に心と体を傾けていきたい。』(高橋氏)

― 本文参考・引用 ―
高橋真理子氏著書「人はなぜ星を見上げるのか―星と人をつなぐ仕事」より(新日本出版社発行)

入院生活がより潤いのあるものに変わる。

― 山梨大学附属病院小児科 犬飼岳史先生からのメッセージ ―

大学病院の小児科病棟や小児病院では、さまざまな疾患の子どもたちが入院生活を送っています。

なかでも、白血病をはじめとする小児がんや、腎臓疾患、循環器疾患などの子どもたちは、長期の入院生活を強いられています。

子どもたちは家族と離れて病室で過ごし、友人と離れて院内学級で学びながら闘病生活を送っています。

小児科病棟に大きなエアドームを持ち込み、子どもたちが家族や病棟スタッフと一緒に星空を見上げることができるこの活動は、ただ単に子どもたちが病棟でプラネタリウムを体験できるだけではありません。

自分たちは社会から忘れられてはいないのだ!ということを認識することができる重要な意義があります。

そして、一緒に星空を見上げることで医師や看護師との関係もより良好なものになり、退院して本物の星空を見上げることを楽しみに、それからの入院生活がより潤いのあるものへと変わります。

― 星空工房アルリシャ ウェブサイトより一部抜粋 ―

病院がプラネタリウムのスタイル

【スタイル.1 移動プラネタリウム】

4mエアドームの中は満天の星。5m四方の広さと3mほどの天井高さの部屋であればどこでもできます。点滴や車椅子を使っていても、はいることができます。1回あたり5~15名ほど(車椅子の数などに応じて)。1回につき30分~40分ほどが標準ですが、ご希望に応じます。1日5、6回の投影も可能です。

【スタイル.2 病室での天井投影】

部屋の外に出られない人たちのために、病室の天井に星空を映し出すことも可能です。窓に遮光シートをはって、部屋全体を暗くして行います。

【スタイル.3 スクリーン】

大きなホールなどがある場合には、宇宙映像を映し出し、音楽と語りが融合した講演スタイルが可能です。生演奏で行うこともできます。

【病院がプラネタリウムの内容】

宇宙と私たちをつなぐ物語」をお話しています。広大な宇宙、長い時間をかけて今、ここにいることの不思議。UNIVIEWという最新スペースエンジンを使った映像で、その日の夜見える星空から宇宙の果てまでシームレスに見せています。

病院や施設のみなさまへ

なるべく病院や施設側に費用をご負担いただかずに実施できるように、助成金、企業スポンサー、クラウドファンディングなどを駆使しています。もし、施設側でご負担いただけるような場合は、優先して日程を決めていきます。(費用は直接ご相談ください。)

対象としては、長期入院の子どもたち、難病の方々を最優先に考えていますが、費用をご負担いただく場合には、この限りではありません。医療・福祉スタッフの研修の一環(視野を広げる、リラックスする、精神面での自浄方法を知る、など)として、やらせていただくケースも増えてきました。

問い合わせ先/星空工房アルリシャ
http://alricha.net
Info@alricha.net

人はなぜ星を見上げるのか-星と人をつなぐ仕事
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