#01 がんゲノム医療とリキッドバイオプシー
2026.02.07
― 2026年2月7日から順次公開予定 ―
従来、がんの「確定診断」や「遺伝子解析」を行うには、身体に針を刺したり、手術で組織を採取したりする「組織生検」が必要不可欠でした。
もし、そのプロセスが採血だけで済むとしたら?
わずかな血液を採取するだけで、がんの遺伝子変異を特定し、最適な治療薬を見つけ出す技術――それが「リキッドバイオプシー(液体生検)」です。従来の組織生検に比べて身体への負担が極めて少ないだけでなく、再発予測や早期発見の可能性も秘めた、がん医療の新たな武器といえます。
本連載で取材するのは、オックスフォード大学の中村能章先生。世界の最前線でリキッドバイオプシー研究に取り組む第一人者です。
がん医療のパラダイムシフトをもたらすこの技術は、現在どこまで進化し、臨床現場をどう変えつつあるのでしょうか。今回はリキッドバイオプシーの真価に迫ります。
2026.02.07