藤田和子さんとご家族

しなやかさと力強さで創る認知症になってもだいじょうぶな社会

藤田和子さんがサインをするときに書くことばとは、「笑顔を忘れず歩んでいこう♡」 「すべての認知症の本人とその周りでともに歩む人が、笑顔でいられる社会をみなさんとともに創っていきたい」というメッセージである。

どうすれば「認知症になってもだいじょうぶ」であることが可能になるか。その答えが、著者が渾身を込めて綴った本書に描かれている。

5月28日に東京で開催された出版記念会では、しなやかで力強い著者の話が聞けた。  (全2回)
― 株式会社メディア・ケアプラス 松嶋 薫 ―
(『ドクタージャーナル Vol.23』より 構成:絹川康夫, デザイン:坂本諒)

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遺伝子専門医でもある熊川先生は、難聴のリスク遺伝子を特定する研究にも携わられてきました。信州大学との共同研究を経て、現在では高い精度で予後を推定できるようになっています。 将来を見据えたライフスタイルの設計のために。本連載最終記事となる今回は熊川先生の経緯や過去の症例を伺いながら、難聴の遺伝子検査について取り上げます。