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【細胞診検体を用いたがん遺伝子検査MINtS】全ての患者さんを救うために

― 2024年5月18日より順次公開 ―

がんは我々にとって身近な病気です。日本人の2人に1人は一生のうちにがんにかかり、4人に1人はがんで亡くなります。

なぜがんの治療が難しいのか?その答えの一つは、遺伝子的に見ると疾患の原因が人によって異なるという点にあります。あらゆる状態に対応するために、様々な治療法が患者さんに合わせて適切に行われています。

特に進行肺がんの患者さんによく行われる治療の一つが分子標的薬。その前段階で行われるのが、がん特有の分子を見つけ出すための遺伝子検査です。

本連載で取材するのは、自治医科大学の萩原弘一先生。顕微鏡などを使いながらも実際の目による判断が当たり前だった時期、遺伝子検査は意味をなさないと思われていた時期から、時代の先頭に立って遺伝子検査について開発研究をされてきた名医です。本連載の主な内容は、先進医療である細胞診検体の遺伝子検査の重要性や注意点、今後の展望について。

全ての患者さんを救うために何が行われているのか、遺伝子検査の歴史とともに萩原先生が語ります。

<自治医科大学 呼吸器内科学部門>
ホームページ:https://www.jichi.ac.jp/usr/kokyu/index.html
TEL:0285-58-7350

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