#01 小阪憲司氏 - 1976年、世界で初めてレビー小体型認知症を報告した医師 2021.10.14 小阪憲司 氏 横浜市立大学 名誉教授 小阪健司氏1939年三重県伊勢市生まれ。1965年金沢大学医学部卒業。1976年大脳皮質にも多数のレビー小体が出現する認知症を報告。1980年「レビー小体病」を提唱。1984年びまん性レビー小体病を提唱。1991年横浜市立大学医学部精神医学…
#02 実はレビー小体型認知症の患者さんは多いにもかかわらず、誤診が多い。 2021.10.21 小阪憲司 氏 横浜市立大学 名誉教授 認知症という病名に引きずられてしまう。 レビー小体型認知症(DLB)という病名を付けたこと自体が問題といえます。私が提唱した、びまん性レビー小体病が最も適していると考えます。 認知症という病名が付いてしまったために、かえって病態が分かりづら…
#03 理解することから始まるのが、レビー小体型認知症のケアです。 2021.10.28 小阪憲司 氏 横浜市立大学 名誉教授 患者さんはよくわかっています。 私の医師としての信念とは、「患者さんをしっかりと診る」の一言に尽きます。 ある90歳のレビー小体型認知症の老婦人の患者さんが私に「この頃のお医者さんは、コンピュータばっかり見ていて私の顔も見ないで診察する。私…