医療を未来へつなぐために「今日からはじめる事業承継」

私たちは、事業承継を先送りにした結果、辛い思いをした方を見てきました。だからこそ「思い立った日から事業承継を進めて欲しい」と伝えています。本稿を通じて、院長・家族・従業員・患者の誰もが幸せになる事業承継の方法を模索していければ幸いです。

病院や診療所を家族が継いでくれる・信頼する医師が継いでくれるということは、経営者の家族・職員・患者の誰もが一番納得のいく承継方法だと思います。本稿では子供や従業員に安心して事業を継いでもらうために準備すべきことについてお伝えします。

前回は、事業承継を始める際の理事長の「親心ゆえの先送り」という悩み、後継者の「経営者として守っていけるのか」という心配について紹介しました。今回は、お互いの悩みや心配を解きほぐすためにどうすべきかについて解説していきたいと思います。

前回は、円滑に事業承継を進めるために必要な『資料』『第三者の視点』『逃げ道』のうち「継ぐ側」にとって欲しい情報が集められている資料の大切さをお伝えしました。今回は残る『第三者の視点』と『逃げ道』について解説したいと思います。

子供に事業を継いでもらう親族承継、院内で勤務する医師に事業を委ねる院内承継、そして3つめの重要な選択肢が第三者承継（M&A）です。本稿では「M&Aとは何か？」から始まり、そのメリットやデメリット、そして成功のポイントや事例を解説します。

前回は、第三者承継（M&A）のメリットやデメリットについて解説しました。今回は、希望の相手に・希望に近い条件で承継を成立させるためのポイントを『タイミングの見極め』『目的の整理』『アドバイザー選び』の３つの点からお伝えします。

前回は、M&Aを成功させるポイントとして『タイミングの見極め』『目的の整理』『アドバイザー選び』の３つが極めて重要であると解説しました。今回は、実際の事例を用いてM&Aをした後の未来やその裏話を掘り下げてみたいと思います。

クリニックの後継者不在問題を解決する手法として注目されているM&Aですが「身売り」「乗っ取り」というイメージを持つ方も多いと思います。本記事では理事長や院長からよく聞かれる質問をまとめ「クリニックM&Aのウソ・ホント」と題してお伝えします。

最近、医師は診療に専念し経営面はプロフェッショナルに任せるという運営方法も浸透してきました。ではどうすれば「医療と経営の分離」を実現できるのか、よく聞かれる質問をまとめ「クリニックM&Aのウソ・ホント」と題してお伝えいたします。

医療施設の承継時に親子間の認識のギャップを埋める家族会議。今回は『10分でわかる、医業承継をテーマとした家族会議の重要性』と題して、どのような準備をすれば承継の話を膝を突き合わせて話すことができるのかポイントをまとめました。

「診療所を残すために第三者譲渡（M&A）を検討したいが、初めてのことで誰に相談をすればいいかもわからない。」本記事では、このようなお悩みを抱える、これから病院や診療所の経営者に向けて、誰に、何を相談すべきかわかりやすく解説します。

いざM＆Aを検討してみようと思い立ったその矢先、理事長を悩ませる最初の障壁といっても過言ではないのがM&A仲介会社の選定です。今回は「医療M&A仲介会社の選び方！」と題して、選定のポイントを解説します。

M＆Aと一口に言っても、病院や診療所の場合、その方法は開設主体によって異なる方法で行われます。「法人譲渡」や「事業譲渡」など、恐らくM＆Aを検討するまでは聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。