#01 鈴木央氏:1977年から緩和ケアに取り組み、在宅ターミナルケアの先駆的な存在といわれる。 2020.08.12 鈴木央 氏 鈴木内科医院 院長 鈴木 央 鈴木内科医院 院長医師:内科、消化器内科、老年内科。専門:プライマリ・ケア、がん緩和ケア、在宅医療。一般社団法人 全国在宅療養支援診療所連絡会 副会長。大田区在宅医療連携推進協議会会長。日本在宅医学会理事。日本プライマリ・ケア連合…
#02 緩和ケアとは決して消極的な治療ではなく、患者さんのQOLを高めるための一つの手法 2020.08.14 鈴木央 氏 鈴木内科医院 院長 早期のがんでも、痛みがあれば緩和ケアを 緩和ケアとは、決して消極的な治療ではありません。よく言われるような敗戦処理の医療ではなく、患者さんのQOLを高めるための一つの手法です。 緩和ケアというと、がん疼痛を対象としている医師が多いですが、私…
#03 外来診療と在宅医療は地域医療の両輪だと思っています。 2020.08.17 鈴木央 氏 鈴木内科医院 院長 入院病棟を閉じて在宅医療に取り組む 1997年まで鈴木内科医院では入院と在宅の両輪で診療を行っており、それまでも在宅での癌の終末期の患者さんの看取りなどを行っていました。 それが在宅ケアに専念するようになった最大の理由は、1997年にシシリ…
#04 患者さんは様々な不安を抱えている。だから支援する医療、優しい医療を目指す。 2020.08.19 鈴木央 氏 鈴木内科医院 院長 医療とは、患者さんを支援すること 患者さんは様々な不安を抱えています。だから支援する医療、優しい医療を目指すのです。一般的に、医療を施すという言い方がありますが、施す医療とは古い時代の医療になっていくのではないでしょうか。 医療とは、医学と…