akimoto-doctor

[がん治療の現状と課題]日本最大のがん治療センターから

― 2023年12月9日より順次公開 ―
日本人の死因として40年以上にわたって1位を占めている悪性新生物(がん)は、日本人の5人に一人が罹患することで知られる身近な病気です。筆者にも、がんで亡くなった親戚がいます。その背景には、4人に1人が高齢者である日本の超高齢化社会があります。

完全な根治が難しいがん治療に対応するため、個人個人の状況に合わせた治療を提供できるように複数の方法が開発されてきました。その一つである放射線治療は、外科手術と薬物療法に並んでがんの三大治療に数えられます。

本連載で取材するのは、国立がん研究センター東病院の秋元哲夫先生です。放射線治療が外科手術に並び立つとは思われていなかった頃から、放射線治療の専門医としてご活躍されてきた名医です。豊富な臨床経験をもとに、放射線治療の特徴や現場から感じる課題と展望をお話しいただきました。

<基本情報>
サイト:https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/index.html
所在地:〒277-8577 千葉県柏市柏の葉6-5-1
TEL:04-7133-1111(代表)

アカウント登録

最新記事・ニュース

more

遺伝子専門医でもある熊川先生は、難聴のリスク遺伝子を特定する研究にも携わられてきました。信州大学との共同研究を経て、現在では高い精度で予後を推定できるようになっています。 将来を見据えたライフスタイルの設計のために。本連載最終記事となる今回は熊川先生の経緯や過去の症例を伺いながら、難聴の遺伝子検査について取り上げます。

人工内耳の発展によって効果や普及率が格段に高まってきた現代。今だからこそ知りたい最新の効果、補聴器との比較、患者さんにかかる負担について伺いました。重度の難聴を持つ患者さんが、より当たり前にみな人工内耳を取り付ける日は来るのでしょうか。

本連載の最後となるこの記事では、首都圏で最大規模の在宅医療チームである悠翔会を率いる佐々木淳氏に、これからの悠翔会にとって重要なテーマや社会的課題、その解決に向けてのビジョンについて伺いました。